■ ジーコ監督 1トップ“凍結役割分担さえ明確にすれば、最もフォアチェックが機能する形が3-6-1ではないだろうか。アメリカ戦では全く機能しなかったが、人選とアプローチさえ間違えなければ、日本にとって大きなオプションになりえるはず。
理想のイメージは3-4-3に近い。今の代表メンバーから強引に人選すると、アメリカ戦で全くボールを捌けなかったボランチに、小野を起用。もう一人は誰でもいいや。トップ下の二人は、ボールを前から追いかけるために、運動量の見込める長谷部と本山。ここに佐藤寿人を起用しても面白いかもしれない。そして、負担のかかるサイドには、守備が素人以下の三都主に代わって、村井。
まぁ、ジーコの1トップの根拠は久保の身体能力ありきなんで、アプローチは全く違うけど。それでも、3-6-1には大きな可能性を秘めていると思える。もう一回試す価値はあると思うのだが。
■ 横浜山瀬ヘルニア再発、手術か…長期離脱大いなる才能を持ちながらも、いまだに羽ばたくことが出来ずにいる山瀬。コンサドーレでプレーする彼を見て以来、将来はとんでもない選手になる!と思い続けてから、もう随分と時間が経ってしまった。そしてまたしても故障に悩まされることになるとは。
まだ24歳。ここは何とか耐えて、見事な再起をみせて欲しい。
■ ケガに泣いたFW小倉引退、指導者目指す正直なところ、レフティモンスター小倉に関する僕の記憶は、コンサドーレでプレーしていた頃のイメージが最も強い。
チームメイトすら欺く彼の創造的な(奇抜な)プレーは、コンサドーレの暗黒の時代と重なってか、僕には「身勝手なプレー」としか映らなかった。簡単にボールを失うプレーの連続に、怒りさえ感じたこともあった。かのアーセン・ベンゲルが、「小倉は相手(DF)が居なければストイコビッチだ。」と語ったのを思い出す。
しかしそれと同時に、彼のボールコントロールや発想に魅せられていたのも事実だった。もしこのパスが通っていれば・・・!?もしチームメイトが小倉と同じイメージを抱いていたら・・・!?なんていうシーンを何度も目撃したのを覚えている。
まぁ、僕の勝手な思いを書き連ねてしまったが、オランダ2部エクセルシオールでチーム得点王になったことをはじめ、「日本のFWは10年は安泰だ」と言わしめた高い実力の持ち主であったことは間違いない。
怪我に泣いた天才プレーヤー、お疲れ様でした。