日本代表の試合の後に観ると、物凄く心が癒されます。
これは3月に行われた試合です。去年のコンフェデで話題となった、アメリカの新戦術『サークル型ディフェンス』がどんなものか観たかったのですが、オランダの強力な攻撃ばかり目に付いて、正直何がどうサークルになってるのか分かりませんでした。スコア以上の実力差。アメリカはハードワークをする良いチームでしたが、オランダのワイド攻撃に対して、サイドでの数的優位を保てず。あとはボールを奪った後の攻撃が単調すぎるのが課題かな。オランダ 2 - 1 アメリカ
ボールを圧倒的に支配していたのはメキシコ。両サイドバックがガンガン上がり、ボランチが一人DFラインに入るという変則3バックのようなシステム。攻撃の際の選手間の距離が絶妙で、イングランドはまともにボールを奪えないという展開が続きました。岡田監督の掲げる『接近(連続・展開)』のお手本となるようなサッカーでした。それでもセットプレーから2点を奪って勝ってしまうイングランドも見事。イングランド 3 - 1 メキシコ
この試合のメキシコは、オランダのスピーディーな攻撃の前に圧倒されっぱなし。イングランド戦のポゼッションが嘘だったかのようにボールを支配され続けた。メキシコですらこんな感じなんだから、W杯では日本は引きこもるぐらいしか手が無いだろうなぁ。今のやり方だと、特攻プレスの後のスペースを奪われて失点、苦し紛れのファールでカード連発・・・なんていう展開が想像付くけど。オランダ 2 - 1 メキシコ