■ J2第3節
「働いてる」ということを証明するだけで、通常2700円のチケットが1500円で購入できちゃうという「
仕事人ナイトチケット」。誰よりも遅く出社し、誰よりも早く家に帰ることで有名な僕も、はりきって行ってきました。
この日も僕は誰よりも早く家に帰ったので、私服に着替えてから札幌ドームに向かったのですが、やはり仕事帰りと思われるサラリーマン達が目立ちました。
入場者数は11,765人とのことだったので、平日の試合としては結構入った感じ。こういうイベントはとても面白いと思うので、普段の2倍の値段でチケットを売りつける「社長ナイト」とか、タダ同然で試合が観れる「無職ナイト」なんかを開催すれば、バランスも取れてとても良いと思います。
試合の方はというと、開始早々のコーナーキックからトリックプレーで札幌が先制(ケンタッキーに並んでたので見逃しました)。その後も千葉の攻撃がしょぼいおかげで札幌が主導権を握り続け、終わってみりゃまさかの4-0。札幌が普通に負けるだろうと思って観に行ってたので、この結果には本当に驚きました。この勝利の大きな要因は、戦術云々の大前提として球際をハードに戦ったこと。そしてもう1つは、プレスを仕掛ける位置を少し下げたことで、相手にスペースを与えずにカウンタースタイルで戦えたことだと思います。
それにしても新外国人FWのジオゴ。得点力にはまだ判断がつきませんが、ポストプレーは頑張れる子の様です。近年の札幌の攻撃が機能しない原因は、ボランチなり前線なりで攻撃時に「溜め」を作れないことだと思ってたんですが、とりあえずジオゴのところでボールが収まるので、少しは攻撃らしい形が作れるようになりそうです。
まぁ、単なる「ジオゴ頼みのサッカー」で終わるなら上のレベルを目指すのは無理なわけで、結局はチームを落ち着かせるボランチが必要になるんだろうけど。