まぁ、速攻型のチーム作りをしていない時点で、早々と降格が決定してしまうことは予想通りでしたし、石崎監督に戦術的な引き出しが無いことも、これまでの3年間を見れば何の驚きもありません。
とはいえ、チームは得失点差-50という断トツの屁たれっぷりなワケで、さすがにフロントに対しては「もう少しどうにかならなかったのか。」というのが正直なところです。
この間、得点力不足、失点の多さという攻守の課題を解消するため、チームとしてのポゼッション力を上げることを最大のテーマに、トレーニングを積み重ねてきました。一方で今月、新たにキム・ジェファン、ハモン、テレの3選手を獲得しました。今後もチーム力の更なる向上のため全力を尽くします。また、石崎監督・チームスタッフと選手の信頼関係は十分保たれており、戦えるチームの態勢は整った、と考えています。これは7月26日にクラブからサポーターに向けられたメッセージですが、この時点でまだ「ポゼッション」とか言っちゃってるのが大間違い。所詮、守備時間を減らすという発想から生まれたポゼッション志向は、外国人選手を途中加入させたところで、J1レベルではストロングポイントになり得る訳がない。J1残留の最後の希望が残っていたこの時期に本当に必要だったのは、対戦相手への徹底的なスカウティングと、アンチフットボール(良い意味で)への根本的な戦術変更であったと思います。
(コンサドーレ札幌オフィシャルサイトより引用)
そういう意味では、フロントが石崎監督を見切れなかったこと、それはつまり「ポゼッション」への未練を捨てられなかったことが、史上最速降格という結果につながってしまったのだと思います。
今年はそれなりに選手が揃ってると思ってたんだけどなぁ。
もったいない。
0 コメント:
コメントを投稿