飾りです。

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2010/03/04

基点の起点を省くな

■ アジアカップ最終予選
日 本 2 - 0 バーレーン
得点 : 岡崎慎司(前半36分)、本田圭佑(後半47分)
どフリーのシュートを外した以外は、松井の出来が一番良かったんじゃないかな。正直、松井は出来不出来の激しい選手っていうイメージなんだけど、長友との相性は良さそうだから次も期待したい。逆に右サイドの内田の状況判断の悪さには、毎度のことながらフラストレーションが溜まります。ボール持ってから考え過ぎ。


それにしても、2軍のバーレーン相手にしてはチャンスの数が少なすぎる。得点シーン自体は素晴らしかったとは思うけど、はっきり言ってあんなの場当たり的なもんだと思ってます。



「サイドを崩して中へ」というコンセプトを実現するためには、その前に中央でボールをはたく必要があると思うのです。要するに、サイドで攻撃の基点をつくるために、ビルドアップの過程で一度中央に起点を置くということ。じゃないとサイドで数的優位を作れない。そういう意味では、パサータイプだらけの中盤の中で、受け手にもなれる本田が存在することは非常に意味があると思います。


守備に関しては、プレッシングの効率が相変わらず悪いことに不安を感じます。今日のようなレベルの相手なら、前後で挟めば大抵はボールを奪取できていました。でもレベルの高い相手と対峙したときに問題になるのは、前後で挟んだ後の相手の横パスを狙う動き(第3波)がどれだけ連動するかです。そのためには、第1波のプレスをどの位置から仕掛けるのか、選手の距離を保つために最終ラインの位置をどうコントロールするのか。このあたりが重要になると思います。


今日の試合を見る限り、第2波のプレッシングをかわされた場合は簡単にゴール前までボールを運ばれています。守備組織だけはW杯本番に向けてしっかりと構築して欲しいところです。


(久々に真面目に更新しました。)

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